どうも、りゅうさんです👍
今日はファンド名『投資のソムリエ』の解説です😊
楽天証券の「ファンドセレクション」で紹介されているファンドを忖度なしで紹介していきます。
投資にチャレンジする皆様の一助となればと思います😁
ぜひ最後までご覧ください。

このファンドがお勧めなタイプ
手数料を支払ってでも安定を求める方
信託報酬1.54%というのは高いです。
しかし、明確に年率4%を目指すと宣言していることから、未来予測がしやすいかと思います。
すでに高リスクの投資をしている方
株価暴落時に強いファンドですので、資産を守る目的には向いているかもしれません。
…総じて微妙かな
注意点としては、「配分比率の適時変更」の部分が、安いときに多く買えるという積み立てで得られるメリットを潰しているため、一括での投資が望ましいと思われます。
また、ローリスクローリターンの安定型にもかかわらず、「運用管理費用」が少々割高に感じられます。
基本データ

価格の変動リスクを年率4%程度に抑えながら、安定的な基準価額の上昇を目指します。
委託会社:アセットマネジメントOne株式会社
設定日:2012年10月26日

リスクとして
- 資産配分リスク・・・資産配分比率が高い資産の価値が下落した場合等は、基準価額の下落要因となります。
- 株価変動リスク・・・投資する企業の株価の下落は、基準価額の下落要因となります。
- 金利リスク・・・金利の上昇は、基準価額の下落要因となります。
- リートの価格変動リスク・・・リートの価格の下落は、基準価額の下落要因となります。
- 為替リスク・・・為替相場の円高は、基準価額の下落要因となります。
- 信用リスク・・・投資する有価証券の発行者の財政難・経営不安・倒産等の発生は、基準価額の下落要因となります。
- 流動性リスク・・・投資資産の市場規模が小さいことなどで希望する価格で売買できない場合は、基準価額の下落要因となります。
- カントリーリスク・・・投資する国・地域の政治・経済の不安定化等は、基準価額の下落要因となります。
といった感じです。
特徴

特徴として配分比率を適時変更するバランスファンドという点です。
バランスファンドでは、配分比率はある程度決まっているものが多い中、その時の市場に応じて適時変更していきます。
バランスの内容として
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内リート
- 先進国リート
- 国内債券
- 先進国債権(為替ヘッジ)
- 新興国債権
2021年7月30日時点での資産配分は以下の通りです。

債権が半分以上を占めていることから、守備重視といった印象です。
指標

バランスファンドであることから、複数のマザーファンドで運用されています。
- 国内債券パッシブ・ファンド・マザーファンド
- 国内株式パッシブ・ファンド(最適化法)・マザーファンド
- 為替フルヘッジ外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンド
- 外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド
- J-REITインデックスファンド・マザーファンド
- 外国リート・パッシブ・ファンド・マザーファンド
- エマージング債券パッシブ・マザーファンド
- エマージング株式パッシブ・マザーファンド
それぞれのマザーファンドからそれぞれの指標に連動する運用がされます。
手数料

主な手数料は表のとおりです。

購入時手数料については複数のネット証券で「無料」であることを確認済みです。
なので、最大3.3%ということです。
信託報酬1.54%だけ理解できればいいと思います。
成績



上記の表からも大きな変動が少なく、安定した利益を生み出しているようです。
まとめ
「投資のソムリエ」はバランス型のアクティブファンドです。
一つ一つの投資先は指標に連動した運用ですが、それらの配分比率を適時変更していきます。
仕事をリタイアして退職金を低いリスクで運用したい方にはいいかもしれません。
注意点としては、「配分比率の適時変更」の部分が、安いときに多く買えるという積み立てで得られるメリットを潰しているため、一括での投資が望ましいと思われます。
また、ローリスクローリターンの安定型にもかかわらず、「運用管理費用」が少々割高に感じられます。
安定のために、ある程度の費用も許容する。なおかつ一括投資ができるのであれば良し。
安定を求めるバランス型であれば他にもいろいろありますが、「年率4%程度を目指す」といった具体的な数字で未来を想像できるところはいいところだと思います。
しっかりメリットデメリットを把握して、投資してください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
皆様の楽しい投資生活を、切に願います👍



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